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先輩の声


開発、設計した製品が全世界に納入され活躍する。設計者としてのやりがいと誇りを感じられる職場。 1989年入社 技術部(名城大学 理工学部一部電気工学科 卒業)川松 悟さん


これまでの経歴・業務を教えてください。
技術部にて抵抗溶接制御装置関連の設計・開発業務(現職・今年で23年目)


所属する部署ではどのような仕事をしているのですか?
抵抗溶接制御装置の仕様決めからソフト設計、ハード設計のサポートや新製品の企画、開発業務の進捗管理を行っています。(抵抗溶接制御装置とは、主に自動車用ボデーの鋼板を組み付ける溶接方法で、その鋼板に最適な電流、時間、加圧力を制御する装置です。)
また、各自動車メーカー殿へ出向き、生産技術担当者と面談して仕様打ち合わせや情報収集も行っています。
仕事の様子

ナ・デックスに入社しようと決めた理由は何ですか?
子供のころから自動車やオートバイなど乗り物に興味があり、それらに関わる仕事に就きたかったことや、生産設備など非常に大規模な設備の設計に興味があったからです。
入社後に自動車製造ラインなどを実際に目のあたりにして、その規模の大きさに驚くとともに自分で設計した装置がそのラインで活躍する姿に感激しました。その様な実際に設計者としての喜びが感じられる職場だと思います。


印象に残っている仕事について教えてください。
10年ほど前に自分を含めたプロジェクトチームで開発、設計した製品が現在国内自動車メーカーはじめ、全世界に納入され活躍しています。これは設計者冥利につきます。
ただその分多種多様な顧客ニーズに対応してきたため、特定ユーザー向けの専用機種が増えてしまいました。今はその専用機種を統合し標準化することが大変な作業になっています。
仕事の様子

今だから話せる失敗談はありますか?
2001年9月11日、皆さんはこの日を覚えていますか?
そうアメリカ同時多発テロが発生した日です。私はこの時グループ会社のWTC社(デトロイト)に出張中でした。当日AMの会議中にテロが発生し、大騒ぎとなり仕事どころではありません。その後の数日間も北米の自動車工場は全てシャットダウンし、訪問もできませんでした。
航空機の帰国便が再開された1号機で無事帰国できました。さて出張の成果は???


上司からのメッセージ 魚田部長
  1. 仕事に取り組む姿勢はどうですか?
    新製品開発に伴う各ユーザに対する付帯業務は膨大且つ煩雑ですが、関係部門と協議/協力を行いながら、部下の役割分担を的確に配分して処理していると思います。
    特に、製造を担う関係会社のナデックスプロダクトと協調して効率的に業務を遂行しています。
  2. この部署に向いている(強み)と感じるところはどこですか?
    工学部出身で電気/電子関係の知識が豊富であるので、本質的に抵抗溶接用のコントローラの開発に対するポテンシャルを有し、更に部下を統率するための技術的及び人間的な能力をも併せ持っていると思います。
  3. 上司から見て、どのように成長してきましたか?
    担当者の時代には自分自身のテーマの遂行に全力を傾けていましたが、管理職になってからは技術部全体及び全社的な観点からも判断を行うようになっており、特に関連部門との意志疎通に留意していると感じます。
  4. 今後に期待することは何ですか?
    性格的に温和で、これまで自身の意見は抑えてきたきらいがありましたが、更にこれから上位の地位を得て会社をリードしていくために、所信を積極的に披瀝して欲しいですね。


応募者へのアドバイス

就職したら即自分のやりたい仕事に就ける保証はありません。またやりがいを感じる楽しい仕事ばかりでも無いと思います。しかし、地道な努力や独自の発想がいつか芽を結びます。それまで前向きな姿勢を継続していくことが大切です。

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ある日のスケジュール
8:00 出社/今日のスケジュール確認、メールチェック
8:35 ラジオ体操/朝礼/英語勉強会
9:00 プロジェクト打合せなど
12:00 昼食/会社の食堂で仕出し弁当
12:45 スケジュール管理
14:00 デザインレビューなど
17:30 設計見積もり作業、社内打合せなど
22:00 退社

仕事の様子