ウイルス感染予防策「殺菌ロボット」のご紹介
新型コロナウイルス第2波、第3波の再来に備えた「3密」防止の取り組みに加え、ウイルス感染の予防策が急務となっています。
そこで今回は、殺菌効果を持つ殺菌線(紫外線 UV-C 波長 254nm)照射ランプを搭載した「殺菌ロボット」をご紹介いたします。
殺菌ロボットのポイント - 遠隔操作
殺菌ロボットはスムーズな導入と運用ができることを主眼においており、ユーザーが遠隔操作する仕組みを採用していることがポイントとして挙げられます。
遠隔操作のメリット
- 自律走行型に比べ、イニシャル費用を抑えられます
- 導入後すぐに運用が開始可能です
- 人の目で安全を確認しながら殺菌できます
神奈川県での実証実験
新型コロナウイルス感染症の軽症者等の宿泊療養施設にて、神奈川県「新型コロナウイルス感染症神奈川県対策本部」協力のもと本商品の遠隔操作殺菌実証実験が行われました。
特長
・コンパクト(410mm x 520mm x 1720mm)
小型なため会議室など個室のほか、廊下やエントランスなど場所を選ばず使用可能です。
・連続8時間稼働
バッテリー使用時連続8時間稼働、3時間殺菌照射可能です。
充電はおよそ1.5時間で完了します。
・殺菌灯はpanasonic製
UV殺菌ロボットにはパナソニック製の殺菌灯を採用しています。
また、ロボット1台あたり殺菌灯を10本搭載しているため、短時間での殺菌効果が期待できます。
機器概要
UV殺菌ロボットは下図のような構成となっております。
搭載されている魚眼レンズで現地の状態を遠隔で確認しつつ操作することができます。
殺菌灯の効果
紫外線は放射線のように直接遺伝子を傷つけ不活化します。
UV殺菌ロボットに搭載している殺菌灯は紫外線のなかでも短波長であるUV-Cを照射します。
2020年5月26日に日本大学医学部附属板橋病院の研究にて、UV-C照射により新型コロナウイルス(SARS-CoV-2 ウイルス)が不活性することが証明されました。
殺菌灯の注意事項
殺菌灯は直接人体に照射するとケガの原因となります。
注意点
・点灯中のランプは反射光も含め絶対に肉眼で見ないでください
・殺菌灯の紫外線を皮膚に直接または間接にあてないでください
・殺菌中の部屋の外から遠隔で操作してください
ご紹介資料
本件の資料は下記リンクよりPDFにて参照いただけます。
ご不明点やお困りごと等ありましたら、お気軽に下記までお問い合わせ下さい。
今後の開発スケジュール
障害物センサと人感センサを追加し、さらに機器の底面にも殺菌灯を搭載して床面への殺菌能力を向上させたver2と、自律走行型に進化したver3の開発を予定しております。
どちらも2020年内に発売予定です。
【お問い合わせ先】
中部営業1部2課 NBチーム 髙田 迄
TEL:052-322-3511
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